猿板

遊山黒子衆SARUの記録

工悦邑遊山 結び

kurokoshusaru2006-03-02

 私の家には、榎本さんや、
聖子ちゃんの作品がいくつかあります。
私はご存じのように山や森が大好きで、
特に樹木には思い入れがあります。
聖子ちゃんの織物は草木で染め上げ、
森の香りを伝え、
榎本さんは木々を熟知し、
年輪などその木の性格を活かした造形は、
森が生み出したもので、
正に榎本ご夫妻と森とのコラボだとも考えます。

町で暮らしていても、いつも森を感じていたい。
そんな私の想いを、榎本さん達の作品は叶えてくれています。
 でも現在、榎本さんは体調を崩され、
ここ2年位創作活動を休止されていますが、
私は1日も早いご活躍を心待ちにしています。
 今回、我々は榎本さんが受洗された、
赤磐教会にご一緒させていただきました。
(実は私もクリスチャンですが、
10年近く教会に行ったことはなく、
すっかり不信仰しております。)
そこで、元気に聖歌を歌う榎本さんは、
「今年個展をやろうかな」なんて言ってくださいました。
自然からのメッセージを受け止めて、
無から有を造り出すことは、
大変なエネルギーが必要だと思いますが、
私は期待しています。