猿板

遊山黒子衆SARUの記録

工悦邑遊山 其の三

kurokoshusaru2006-03-01

 私の住んでいる世界とは
まるで別世界な工悦邑で、
今回はのんびりさせていただきました。
 すっかり風通しのよくなった里山風景は、
心にも体にも気持ちの良いものです。
 くうま君やフブキと遊んだり、
聖子ちゃんとオシャベリしたり、
静かな時が過ぎて行きます。

 庭に目を向ければ榎本さんの作品のオブジェがセンスよく配置され、
愛する物部村から移植した栃達も元気に育っています。
放し飼いにされた鶏も元気よく、
野鳥も沢山訪れ、楽しそうに歌っています。
正に私にとっては理想の生活です。
 そんな自然の中にあるご自宅は、
1万平米の敷地の中の、20坪の小さなお家で、
吹き抜けのリビングの、
庭に面する壁には大きなガラス窓があり、
窓越しに見える四季折々変化する庭は、
まるで絵画のようです。(借景ですよね)
ここで、森を眺め、薪ストーブの炎をみていれば、
テレビなんか要らないのも理解できます。

 そしてゆったりした一日の日も暮れたころ、
市長主催の何かのレセプションから、
我々が来るとのことで、中座された、榎本さんが帰ってきました。
もうすぐ野垂れも駆けつけます。
さあ、お待ちかねの気のあった仲間との、
森の中の晩餐が始まります。