猿板

遊山黒子衆SARUの記録

絵日記に書けない夏休み 差し入れ

道具と小猿と

 小猿の夏休み第2弾は
最も経験豊富な母子猿だけによる
試験的に行った遊山でした。
◆舞台は檮原町
 それは猿板ではお馴染みの
檮原町が舞台となりました。
四国最深部の一つtochikoの故郷は
晴天を約束された週末でした。

◆原生の森へ
 今回は職業クライマーおさむの企画。
産まれた時からザイルを握っている
おさむの子供達は別として
他の小猿を招くのは初の試みでした。

選ばれたkumaちゃん親子はやる気満々で
初日の舞台「ケヤキ平」へ続く
夏から秋に移ろうとするブナ達の森へ
分け入って行きました。

◆口福の出前
 滋賀から来たくれたおさむ親子。
香川から来てくれたkumaちゃん親子を
放っておけないのが土佐人気質。

先行入山した和宏さんと桂子さんが
森にわき出す極上水場の素麺と
おにぎりで私達を待っていてくれました。

◆森に抱かれること
「頂きまぁす〜!!」「冷たくて美味しいね」
私達の小猿の基本は親子のふれあい。
どんなにわがまま言っていたとしても

自然の中で親にしてもらったことは
きっと心の肥やしになると信じています。
 さあ、お腹が落ち着いたら
みんなで森神様のもとに行くよ!!

                         大きな木大きな木蔭夏休み  宇多喜代子