猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 雪の結晶

 雨が雪に変わりました。

 登山口は重い雪でしたが
標高を上げるにつれて軽くなり

 水量の多い沢の風に
ふわふわと舞っていました。

 

 雪は雲の氷から地上に旅をする
水蒸気が多いと針のような形になるという

 

 水滴氷についた
針のような氷は降っているその時しか会えない風景

 春に始まる小さな芽も
水滴氷に閉ざされています。
 

 この時に出会った雪は
ここに落ち白い面になる


いつもの姿が水面に描かれていました。

                  雀らの藪に入りこむ忘れ雪  飴山實