猿板

遊山黒子衆SARUの記録

雨水に入る讃岐の遊山 結 

                             

 山道は室山から北にある
稲荷山へ延びる稜線を進む。
室山と稲荷山を紫雲山と呼ぶ。

 また いい道ですねぇ

◆稲荷山(標高166m)

 「栗林公園です」

 稲荷山山頂の手前にある
西に視野が開ける処で街を観る。

 梅が見頃の様ですね。

 「この山があってこその
   景勝だと言われています」

 それを背景から
眺めてもいいですね。

                             

 「屋島も見えゆうで」

◆讃州めんめ

 「急いでいいですか」

 稲荷山の山頂をスルーして
一旦山麓に下る山道に入った。

 いい時間かもしれませんね。

                                                   

 縦走途中のお昼は
高松美山ホテルの中にあるお店。

 縦走途中にうどんとは。。。

太刀魚や牡蛎まである天ぷらも人気で
高松らしい塩梅のお出汁と麺のコシ。

 こりゃぁ 並ぶわなぁ (^_^)

              

◆稜線に上がる

 「火山らしくなったね」

 驚きの高松うどんの後は
再び主稜線に上がる急登に入る。

 讃岐安山岩やろうか?

 「ここで珈琲にしませんか」

    ありがとうございます。

             

 見晴らしも風もいい感じ
絶景とは標高にあらずですね。

 頂きます (^_^)

 

◆石清尾山(標高233m)
 一休みの後岩清尾山へ。

 主稜線は火山らしい岩稜で
春にはツツジが綺麗だという。

 ここはまた来たいなぁ。

             

 大山が見えゆうね。

   「ほんと大山ですね!!」

高山でも中々見えない中国山地の主峰。

 「これって吉兆で!」

 第二の人生の始まりを
祝ってくれたかもしれない。

 ここは平野にある島の様。

「今日は高松の島めぐりやね」

                  春の山たたいてここへ坐れよと  石田郷子