「えい気温やね」
大型連休を待つ静かな登り口。
気温は17℃と平年並みと言えるが
風があるから防風着を羽織ろうか。
◆見ノ越のこと
「開いちゅうで!」
お世話になってる民宿が
いつもの山神様と待ち合わせ場所。
良かったなぁ。
◆帰ること
「お帰りなさい」と
迎えて下さる僕らの居場所。
今日は山開きなんですね。
「今日は泊まりじゃね」
はい! そうです。
ここで吞まんと始まらんきね (^_^)
「山神様来たで」
「おつまみ
もろうたよ」
早かったですね。
やっぱりここが一番ですよ。
◆尾根のこと
「気持ちえいねぇ」
いつも山神様との登りは
標高1400mから1700mに上がる
剣山登山リフトをはじまる。
「ここから見る
三嶺が好き」
風景は見ノ越の芽吹きから
西島から見る冬枯れに変わる。
「どこから行こか」
リフト駅で一仕事済ませた山神様。
お任せしますよ。
◆学ぶこと
「これ知っとる?」
アブラムシの仲間の蟻巻。
群生し笹を枯らしてしまう。
雨が少なかったかなぁ。
「今年は
特に多い様に思う」
これも年の特徴ですね。
「仕方ないけどな」
「カラマツも芽吹いたわ。
四国に自生はないけんな」
植えたものなんですか。
でも紅葉も綺麗ですよね。
山守50年の経験を学ぶことは
とてもありがたいことだと思う。
「鳥も帰って来たね」
ここは鳥も多いなぁ。
きらきらと鳥の飛び行く春日哉 正岡子規