猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 繋ぐ

 

 そこに行く道は
雪解け水の流れる沢音と
姿の見えない鳥の囀りに包まれていました。

 この時期は
別の道から登ることが多かったから
朝陽の角度さえ新鮮に感じます。

 

 時は後戻りできない
後戻りしてはいけない

 それだけ長い年月が過ぎても
同じ道をこうして笑いながら歩いて行けるのは
とても幸せなこと

 

 あの時は見えなかった囀りの先に
この日は沢山の野鳥に出会う事ができました。

 

 命を繋ぐ・・時を繋ぐ
みんなも忙しい時期やね。

     

 

 全てがここに繋がっている
ありがとう

                        翔てば野の光となりて春の鳥  長瀬きよ子