三辻山に多い石楠花は
ツツジ科の常緑低木。
晩春から初夏にかけて枝先に
鐘形の花が二~十数個集まって咲く。
◆静かなところ
「三辻は穴場やき」
杖塚で出会った方が言っていて
私たちもそう感じている。
◆若い森
三辻山頂上北側の森は
ブナが生きる亜寒帯の森だが山桜もあり
かつて切り拓かれた若い森のように思う。
森の中は言葉に満ちているが
その言葉はなにも貫いてはいない
=nurimono=
◆命は塊
人間は40~60兆の細胞で生きていて
そのほか腸内菌やウイルスも共生している。
私は人間は無菌室で生きるでなく
ウイルスとも共存できると信じていて
そのためにもお天道様に顔を向けて
いい汗掻いて笑って生きて行きたいと思う。
言葉には光と影がある
光がなければ影は生まれない
=nurimono=
お昼にしようか。
宿り主が死んでは元も子もないウイルスは
本当は仲良くしたいと思っているのではないか。
彼らはもう一雨降らせるらしい。
私らは梅雨が来る前にテント背負おうかと思った。
ひと雨に草木洗はれ冷奴 佐藤和枝