四国の沢沿いに多い
テジロ（イヨシロオビアブ）対策は
・暗い色の服を着ない。
・予防はハッカ油、刺されたら吸い出す。
◆谷へ下る
いったん山道は山腹を登り返し
再び下れば目指すカンガケ谷に降りる。
登山口で車に群がったテジロは
ここまで全く気配がなかった。
沢には森が冷やした風が吹き抜け
人の存在が解らないのかもしれない。
◆渡渉する
山道はカンカケ谷に沿う。
この河原はいつも良い風が吹き
休憩するにはもってこいの場所。
私はふだん山の水は
飲まない様心がけているが
この谷の湧き水だけは
奥物部で一番美味しく頂いている。
◆カンカケの大桂
カンガケ谷を徒渉し
沢に沿って自然林を登った
谷の源流近くに大きな桂がある。
動物は人間もそうだが
植物も住みたいところがある。
人間の作った街の植物は
元気がないのは当然のことで
私たちは緑溢れた街の風景ではなく
命溢れ命が輝いている環境を求め
活き活きした緑を観たいのではないだろうか。
樹々そよぐ颯々の夏いさぎよし 森澄雄
