猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孫猿の遊山「四国カルスト」 森の恵み

ヤマボウシ

「これ何?」
「良く見つけたね
  これはヤマボウシ
食べることが出来るんだよ。


◆刻まれた記憶
 元々日本人は海に囲まれ
水が豊かな島に適応した森の民。
身体も森の恵を求めている様に思う。



◆次世代へ繋ぐ
 落葉が始まると
森は遺伝子を次世代に繋ぐ。
動くことが出来ない植物は
動物にそれを託すことが多い。



               

◆森の恵み
 森の恵みは果実だけではない。
 「キノコ図鑑忘れたがやき!」
そんなルイは家では勉強しているらしい。



 分解者であるキノコなどの菌類は
植物と共生していると考えられている。
                  
植物はCO2を食料として
体をつくり活動し役割を終えると
菌類が分解し再びCO2を大気に還す。
私たち動物と同じ役割を担っている。



◆大樹の元へ
 お目当てのキノコを探して
森深く分け入る幼い好奇心。



 収穫は十分な様だね。
さあ森の主に会いに行こうか。
                    


  たけがりや見付けぬ先のおもしろさ  素堂