猿板

遊山黒子衆SARUの記録

大寒の奥物部の森遊山 承

分け入る

 いつもの林道を離れ
奥物部の森に分け入る。
このとき森の気温は
この時期としては高かった。


◆徒渉
「水が減っちゅうねぇ」
森が冬の眠りにはいり
雨も降らないからなぁ。


               
 しかし水墨画のような
日本らしい美しい風景だよなぁ。



                     
◆継ぐこと
 古巣に向かい谷を登り返す
そこはtochikoと25年通った場所。



彼女にはのぞみちゃんに
伝えたいことが沢山あるのだろう。


                         


◆ヌル谷のナロ
 今日も変わりなく
樅の老木が迎えてくれた。


                               
 ただいま。



                  


  応々といへど敲くや雪の門  去来