私達はアフリカ生まれの猿。
今氷河期にある温帯日本でも
「衣服なし、家なし、暖房なし」なら
多くの人が日本から逃げ出すでしょう。
◆道具は保険
生の自然の中に分け入る
登山という行為には道具が大切。
特に厳しい冬山に入るための道具は
細心の注意を払う必要があります。
◆ARC'TERYX:Alpha Comp Hoody
私が今期テストした一押しは
GORE社がアークだけ初めて認めた
異素材を組み合わるテクノロジージャケット。
この発想を待っていた!
水の浸入を防ぐハードシェルジャケットに
色の濃い部分にベンチレーターを要しない
ソフト素材を組み合わせ熱と湿気を逃がす。
冬気温が上がる四国に適した逸品です。
◆ARC'TERYX:Beta AR Glove
冬山でグローブをなくせば命に関わる。
でも外さないと細かい作業が出来ない。
その問題を解決しようとした
アークが生んだオーバーグローブ。
縫製に11時間要するという
指一本一本の動きのを見極めた立体裁断は
グローブを外さず事なく作業が出来る
クオリティー実現を目指した逸品です。
◆コロニル ナノクリーム
雪は靴に塗り込んだ油を奪い
強い紫外線は素材を劣化させる。
その問題に取り組んだ革用ワックスがこれ。
ナノレベルの分子成分が皮に浸透し
表面をコーティングするワックス効果は
高い防水と保革を持続させます。
また手が汚れないこの工夫も嬉しい。
めぐり来る雨に音なし冬の山 蕪村