「上等に染まっちゅうやいか!」
石鎚山麓に広がる面河の森が
錦色を纏っているのが見える。
◆分け入る
先週荒天で諦めた紅葉の森へ
猟師Kさん、歯医者さんと
tochikoと共に分け入りました。
◆錦色の道
今回は石鎚山土小屋登山口から
岩黒山、筒上山の山麓を歩き
手箱山の頂を目指すコース。
始まりの岩黒山を巻く道には
まだ台風に向かう風に乗って
霧がときどき森を覆い
リョウブや躑躅など中低木の森が
紅葉の終わりを告げる錦の絨毯で
私たちを迎えてくれました。
◆霧の森へ
そんな静寂の森に
木々のシルエットが黒く浮かび
霧の白色に
鮮やかな紅葉が映える。
何て美しい風景なんだろう。
手に拾ふまでの紅葉の美しき 和田順子