猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoなダッシュ村 二人の里山

龍馬像

 黒潮香る桂浜の龍馬像前から
龍馬脱藩の道を走り梼原町へ帰ってきました。
長旅お疲れの二人ですが
快く里山の仕事を手伝ってくれました。


里山体験 その一 豆落とし 


 収穫から長い間天日に干した小豆の脱穀
まずはひたすら叩きさやから豆を出す。


   たんとん、たんとん ・・・(汗



叩いている樫の棒も年代もの(笑)
網を被せているのは豆が飛び出してしまうからです。

次はふるいと手作業で大きなゴミを取り除き・・・


   ざっ、ざっ、ざっ・・・(汗



さあ、ここで明治生まれの唐箕の出番♪

豆と殻を唐箕に流し込み
ひたすらハンドルを回し風を送る


   わっせ、わっせ ・・・(汗


これを繰り返すと重い豆だけが落ちてくる仕組みは
シンプルだけどとてもよく考えられていますねー。


里山体験 その二 草入れ 


 秋に刈り取った草がちょうどいい具合に乾いて
小さな我が家の茶畑に戻してもらいました。

冬を越すため木の根元に敷き畑に戻す。


   よいっしょ、よいっしょ ・・・(汗


猫娘が夏に植えてくれた畑の草が土に還ります。


里山体験 その三 柿の実



 裏山にぽつりぽつりと見えていた
黄色く色づいた柿の実を採りに行きました。

長い竿を持つのもコツは少々必要ですが


   二人でキャッチ!! って、殆ど落としてますが ・・・(汗


都会では干し柿は無理かもですが
美味しいさらし柿になったかな? 

 なにもかも初体験だったそうですが
楽しかったーって言ってくれた猫娘とよしくん
また帰ってきてね。

   故郷はみんな大好きだよー。


  億年のなかの今生実南天  森澄雄