猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoなダッシュ村 土作りと里の生き物たち

アキアカネの里帰り

 アキアカネたちが
里山に帰ってきました。
☆里の生き物たち
暑い夏を高山で過ごすアキアカネ
虫に悩まされる夏山では
その旺盛な食欲に思わず
「今年も上って来たねー」と声を掛けたくなる
頼もしい存在です。

                  =2010年7月四国カルストにて= 
 稲刈りの終わった水田では
ペアの茜トンボが沢山ダンスをしていました。
産卵場所を探しているのでしょうか。

☆春への準備
 実りの秋を終えたら
畑や水田に草を戻す準備が始まります。

帰省していた家族で向かったのは
奥にある山菜の畑でした。
今年は酷暑のため
母一人ではとても手がつけられなかったという山菜畑は
草ボーボー(苦笑)
・・・・ですが

みんなで頑張った手入れ後は(^o^)!              

山菜周りのいらない草だけを手作業で除くのは
ぜんまいなどが根に栄養を蓄え枯れるのを待つから。
それが来春の収穫につながるのだと
母に教わりました。
刈った草は畑や水田に戻せば
大切な有機肥料になります。
☆共に生きる
 積極的に自然に関わり
土を耕す山里の暮らし
よく肥えた土には生き物が宿る
  =アマガエル=
      =カマキリのたまご=   
生物多様性は、私たちの生活になくてはならないもの。
人間も生態系の一員ですものね。

                            赤とんぼみな母探すごとくゆく  細谷源二