八十八夜はとうに過ぎましたが
週末は実家の茶摘みでした。
☆夏も近づく茶畑
新茶の摘み頃はだいぶ過ぎたので
夏鳥のカッコウの鳴き声がBGM。
でも大きく育った新芽でも
全部摘みとるので意外と楽〜(^o^)v
最近は田舎でも少なくなってきた
手摘みに天日干しの自家栽培
このお茶も一年かけて収穫の日を迎えたんだなぁ〜。
小さな木の根元にも
愛おしむように敷き詰められた干し草を踏みながら
農業の事は何もわからないけれど
土や作物と対話し作物を育てている
母親を見てそう思いました。
☆仕上げは
さてみんなで頑張ったお茶摘みは無事終了。
今年も一年このお茶が「おかえり」の味になります。
まずは納屋のかまどに火が点る。
微妙な煎り加減を見るのは母の役目。
私たちはひたすら揉み揉み。
後はお天道様の力を借りて乾燥すれば出来上がり!
飲む前に焙じていただきます。
☆風に吹かれて
ひと仕事終えたら散歩に
水田にも小さな早苗が揺れはじめました。
先月小さな援農隊が頑張ってくれた小さな畑にも
とうもろこしの種が芽立ち
じゃが芋の花が咲いていました。
柚子を植えた畑で草を刈る兄。
里は今年も賑わいはじめました。
摘みし茶の匂ひあふるる籠を抱く 杉浦すゞ子