猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな日常 土佐猟師の心意気

SOTO飯で

 土佐は「おきゃく」
海のもん山のもん。甘いもん辛いもん。
ぜーんぶ大きな皿鉢に盛って
皆で囲むのが皿鉢料理。
☆集うこと
 始めてあった人同士でも
ひとつの鍋を囲めばその日からお友達。
そんな素敵な集まりの中には
いつも猪鍋がありました。

今回の集う場所は
街の避難小屋グランパース

「みんなで美味しく食べてもらえたら、それでえいから」と
いつも沢山の猪や鹿肉を提供してくださるKさんとIさん

☆分かち合うこと
 おかげさまで今回も四国の山の恵みを
沢山の方と分かち合うことができました。

 でも鉄砲を担ぎ猪犬と共に駆ける猟は
好奇心だけでは近づけない世界。
猪犬も牙でやられないように目が小さく
確実に捕まえるために口が大きいそうです。

子犬の頃から訓練されて
猟師との信頼関係で結ばれた
ワイルドな自然相手の命がけの猟。

☆繋がること
 今回グランパースで頂いたのは
90kgを超えた猪だそうです。

 丁寧に捌かれた肉は分かち合い
みんなの身体となり命を繋ぐことができました。
 ありがとうございました。
 
              この山を知り尽したる猟名残  岡安仁義