「御来光」と呼ばれる山の夜明け。
刻一刻と変化して行く風景は
背筋の伸びる一時です。
◆早暁
太陽を神として崇めてきた
日本人の遺伝子の仕業か
賑やかなSWにあっても
朝は荘厳な静寂が訪れます。
blog Rankingへ
◆山上の朝餐
馬鹿で呑兵衛な河童が担ぎ上げた
YEBISU BEERは昨夜で底尽き
今朝は山小屋ビールで「朝プシュ」
たまらんぜよ!
3,000mの炊爨に成功しました(ホッ・・・ ^^;
その河童流炊爨はこちらで。
今朝は生鮭と炊きたて飯のおじや。
山の朝は栄養と消化の良さが大切です。
◆大切なこと
今日は鉾先を目指し
また下山を始める日。
そして今年の夏
この山で命を落とした大切な友に
花を手向ける山行でもありました。
◆手向けの花
かつて一番大切な友の遺体を
雪崩跡から掘り出した経験があります。
確かにそこに至る経緯には
彼に落ち度があったのでしょうが
彼が命と引き替えに残してくれた
メッセージを伝えること。
それが残されたものの努めだと思い
また私達がそれを果たし続ける限り
彼はずっと生き続けると思っています。
2人が散った尾根の方から
沸き立つ二筋の雲が
私には天に向かって羽ばたく
大きな鳥のように見えました。
流すべき流灯われの胸照らす 寺山修司