猿板

遊山黒子衆SARUの記録

睦月の雪歩き 道草する

単独行

 冬の単独行は危険も伴いますが
街で眠っている感覚が目を覚め
より自然に近づける様に感じます。
◆寒波
 温暖化が問題となっている昨今
遅れた寒波がやっと四国の山を白く覆い
1月26日。私は新雪を求め
一人いつもの森に向かいました。
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◆水の形
 いつもの韮生口に車を置く。
森へと向かう林道沿いには
いくつか沢の水が流れ込み
冬の造形を見せてくれました。
  
 同じ場所でも決して同じ形はない
変幻自在に姿を変える「水」
おもしろい造形ですね。
こちらは白いシャンデリアになっています。

◆出会い
 障害物のない林道は
人だけでなく山に生きるもの達も通り
雪の上には幾つか獣の足跡があります。
今日はキツネが私を導いていました。

◆靴が鳴る
 谷に沿う林道の朝は暗い。
でも底から見上げば空は明るく
回復を知らせる雲が輝いていました。
 空にはお日様〜♪
        足もとに地球〜♪

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 今日は冬と春を分ける「節分」です。
  咲くだけの 光あつめて 節分草  高橋悦男