猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童 「猿板を想う」

我が名はSARU

 猿板を書き始めて2年が過ぎました。
私が山で遊ぶ仲間「SARU」を立ち上げ
その記録としてブログを書こうと
ちいが提案してくれたのが「猿板」です。
 今最初の頃の日記を振り返ると
我ながら、シンプルでいいなぁって・・(笑)
猿板も変わってきたなぁって感じました。

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 そしてこれからの猿板を考えるに
「遊山」と「黒子」の「原点」に私の関心は向いています。
体力で大量の資材を持ち上げるのも快適ですが
もっと深くゆっくり楽しみたい「想い」が強くなっています。
 
 猿板は「行程」は記録しません。
そこはガイドブックにお任せします。
 猿板は多くの山に通うわけでなく
毎度同じ山の旬を追っています。
 四国という地理的なハンディもありますが、
それ故限られた自然に通い風景を深めてきた様に思います。
 
 山それぞれの風景を楽しむのもいいものです。
「自然の変化」の視点で言えば山を問わず
先日の東北に生きていたブナやリンドウも
四国のそれと変わらず力強く、同じ摂理で生きており
その自然の変化を追う事が「猿板スタイル」であると考えます。
 
 そしてよく聞かれる、猿板の本質に係る質問に・・
「猿板は全部河童さんが書いているのですか?」
木曜tochiko。金曜ちい。土曜店長は各自が書き
日曜日から水曜日までは全て私が書いています。
 
 「じゃあ『店長が行く』は?」
これも私が書いています。
「店長が行く」から猿板は始まった様なもので
私が自然に関わった20年に培ってきた自然観を
店長の姿を通して綴っているもので、
私と店長の「共作」であるとも考えています。
 
 自然の写真だけでは伝わりきらない事も
そこに店長という人物が映っていれば
人の関わりなどを実感してもらえると思っています。
そしてそれは他の仲間も同じ事です。
 
 我々が自然に安らぎをもらっている様に
訪れてくださる皆様も「一息つける」場所でありたい。
 私はこれからも風景を深めるために通い続け
ゆとりを持った視点で綴っていけたらと思っています。
 
 そしてその変化は私自身も気づかれない
緩やかなものになるかもしれませんが
来年そして再来年に、これまでの日記を振り返るとき
「あっ変わったな」と思えるものになればいいなって。
 
 そんなことを漠然と想いながら
新たな道を仲間と共に歩んでいこうと思っています。
 そして皆さんと共に