猿板

遊山黒子衆SARUの記録

孤高のカメラマン撮影同行記 結ぶ

鎖

◆霊峰の頂
 ちょうど夜明け前に到着。
風速15m。気温-10度。
頂上避難小屋で
素早くダッグマン(防寒着上下)に変身です。
この日は他にカメラマンが3名いましたが、
どちらも常連さんらしく、
八田さんも親しげに挨拶をしていました。

◆その目覚め
 到着した頂はガスの中でしたが、
日出の時刻を過ぎた頃から、
徐々に空が青くなり、
目の前の天狗岳を覆う雲が動き始めました。

 もう、言葉が出ません。

 霧の中から現れる天狗岳
その荘厳な姿に足が震える想いでした。

写真屋
 皆さんこの一瞬をいつも待っている。
前の晩から避難小屋に泊まった方。
夜明け前に成就の旅館を立った方。
皆さんに言えることは
何度も何度も通っていること。

 皆さん子供のように輝く目で、
ファインダーを覗いていました。
◆神の山であること
 音のないダイナミックなドラマも、
山頂を覆っていたガスが去り終わりました。

 澄み切った青空が全てを見せ、
眼下に見える四国の峰々の上に、
石鎚天狗岳が座っていることを実感しました。

 そしてここが神の山である事も

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