猿板

遊山黒子衆SARUの記録

08霊峰山納め 山頂に至る

アイゼン

 森を抜けると
雪は堅く締まる。
今年初めてのアイゼンでした。
◆軽快さ
 サクサクと小刻みな音
少し懐かしいアイゼンの感覚。
安心と心地よさを得た心に
天狗岳の頂からご来光が射します。

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 二ノ鎖小屋の手前の
最後の鳥居を潜り
ご神体に取り付きます。

◆取り付く
 今回は鎖を使わず
階段の巻き道を進みました。
八田さんが苦戦する編み目鉄板
もうすぐ難所となるのでしょうね。

 頂上に巻き込む道に入り
西側の視野が一気に開け
二ノ森〜堂ヶ森へと続く
美しい稜線が現れます。

◆奇跡の風景
 風雪の強い山頂部は
アイゼンの必要はありません。
大きな頂上社の向こうに青空が待っています。

 文句なしの晴天。
その平日の頂は
私達だけの貸し切りでした。

 四国を代表する風景「天狗岳
先人が神を見た奇跡の風景に
今年のお礼を申し上げ
新たな年の安全を願って来ました。

◆癒される
 四国の天辺で頂くお昼。
小春日和がたっぷり利いて
最高に温まりました(笑)

 そして今年最後の温泉は
いの町旧本川村にある「木の香温泉」

 含鉄ナトリウム塩化物温泉は
塩分が身体に染みこんで
一年の垢を絞り出してくれる様でした。
  ありがとう