猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 大好きな三嶺

太郎と次郎

 メンバー紹介をしたら
個性があまりにも強すぎてしまったので
(魔王とRYOでは仕方がない)
あらためて山のご紹介を・・・。
三嶺
 高知県旧物部村と徳島との県境に三嶺はあります。
その広い懐には原生的な自然林が、
多く残されています。
SARUも、沢登りや森遊びなど
四季を問わずよく訪れている、
お気に入りの場所でもあります。

☆尾根歩き
 今回私たちの歩いたのは白髪山からの縦走コース。
積雪の多い時には膝や腰までのラッセルを余儀なくされますが、
今回は積雪も少なく快適に尾根歩きを楽しむ事が出来ました。
 冬期入山者の少ない四国ですが、
カヤハゲまでは二名ほどのトレースがありました。
(トップをとった私にとってはラッキーです)

☆足跡
 しかし足跡もここまで、
カヤハゲから三嶺までは、
鹿やウサギの足跡が先導をしてくれました。
人の歩いていない道を歩けるのも
四国ならでは・・・・ですね。(冬はちょっと辛いけど(苦笑))
 でも今回は積雪が少なかった為
快適な尾根歩きでした。

☆天空の楽園
 頂上に着く頃雲に隠れていたピークが姿を現し、
穏やかな顔で迎えてくれました。

 正面から見ていた三嶺とは違い
東に延びる笹原一帯は
すべてを雪が白く埋め尽くし
太陽の光に眩しく輝いています。

 お互いの健闘を讃え乾杯の後に
テン場に下りました。

 一面に広がる風紋が美しく、
池も白く凍っていました。

☆続く稜線
 この山を、徳島では「みうね」(三つの畝、尾根の意)と呼ばれ、
その名の通り東西そして南に
美しく雄大な笹原の尾根を広げています。

 翌朝白く延びる尾根が朝日照らされ、
黄色からあかね色に変わる冬眠する森の風景は、
いつまでも飽きることがありませんでした。

blog Rankingへ 木霊達の寝息が聞こえる(笑)