◆最強の料理人RYO
板前を目指し京都で修行を積み、
皇族などVIPが高知にお越しになった際の
食の一切を賄う一流ホテルにある
料亭の花板を勤めた男が、
10年ぶりに山に帰ってきました。
調理師の多いSARUの中でも最強であり、
登山界でもその腕の右に出るものは多くないと思います。
◆その拘り
たとえ山といえ決して妥協をしない頑固な男。
前日に市場で仕入れた「アワビ」
(まだ生きています!!)
刺身でも頂けそうなこの高級食材を、
惜しげもなく飯盒にぶち込み、切り刻み・・・。
炊き込み飯に・・・・(感涙
(彼は市場に人脈を持ち格安で仕入れることが出来ます。)
そしてスープにとことん拘り、
肉と野菜をたっぷり使った「本格長崎チャンポン」
その澄んだ光る野菜の切り口は、
研ぎぬかれた包丁ならではのもの。
そしてもう一人の拘り男が魔王が持ち上げた、
本物の黒ビール「ギネス」と、
「土佐鶴」の熱燗が料理を盛り立てます。
◆その手際
狭い山上のテントの中でも、
その手際は鈍りません。
二台並べたガソリンバーナーを巧みに操り、
仕上がりから完璧に逆算され、
素早く正確に仕上がっていくその料理は、
調理師免許を持つ私の目にさえ、
魔法のように見えました。
◆そして明けるも
そして翌朝に待っていたトドメは、
出しがしっかり利いた「キノコ丼」
参りましたm(__)m
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