「最高でしたよ！」
自然に頭を垂れて二手に分けた
四国に向かえる山道は土佐で交わった。
横浜のわいチャンたちとの遊山が終わった
◆ 起
集合は剣山見ノ越登山口。
メンバーは横浜、カナダから４人。
土佐は僕らとIyo親子で５人の
天気観て二手に別れる計画だった。
◆ 承
前日関東を発ったわいチャンらは
剣山近くにビバーグして早朝発で
剣山頂上ヒュッテで僕らをゆっくり待つ。
僕らは昼頃着いていつもの民宿で
お昼を頂いて空を眺めながら
日暮れまでに上がる計画だった。
◆ 転
しかし日向灘を震源とする地震発生に伴い
南海トラフ地震臨時情報巨大地震注意が発せられ
僕らは連絡を取り合い土佐組は登山を中止して
彼らを土佐で待ち予定の夕餐を共にすることとした。
自然は人の都合は関係ない完全中立だから
「大丈夫だろうは中止」が基本だろう。
先人の様に利他の心で頭を垂れるがのいい。
僕らも近くの山でひと汗掻いて待ってるよ。
◆ 結
夕方到着するわいチャンチームを
僕ら土佐組が馴染みの寿司屋さんの皿鉢と
tochikoの土佐の散らし寿司などで迎えた。
「みんなおかえり～！」
これまでの騒動で会えなかった仲間
子育てが一段落して山に帰ってくる仲間。
「みんな河童さん達が大好きです！」
山歩きは我欲でなく、みんなの安全快適だよな d(^_^)
丁度席が空いたのは偶然でなく必然だと思う。
またみんなで一緒に好奇心をザックに詰めて
今までよりたくさんの遊山に出掛けような。
それも僕らの第二の人生だからね (^_^)
◆ 鎮
「めちゃくちゃ楽しかったです！」
土佐でよさこい祭りを楽しんで
ウチを発ったわいチャンチームは
鏡川で水遊びして天狗高原で幕営した。
その後も九州に船で渡って
鹿児島の開聞岳を目指すというから元気だ。
僕らもこれから旅の道中を楽しみたいな。
またいつでも帰って来いよ。
「次は信州集合ですよね！」
そうそうその計画もはじまるよね。
その時までみんな行ってらっしゃい (^0^)/
秋晴の何処かに杖を忘れけり 松本たかし
