「気持ちいい風景やね」
◆景勝の地
「広いねぇ」
シジミが楽しみやなぁ
◆記念館のこと
Tommyさんご夫婦と合流。
私が最も尊敬す日本人の一人
小泉八雲先生の記念館を訪れた。
= 館内は撮影禁止です =
「その眼が見たもの」「その耳が聞いたもの」
「その心に響いたもの」というコンセプトのもとに
生涯を編年で紹介します。 =記念館HPより=
僕らは隣接する小泉八雲旧居に向かった。
◆日本人より日本を愛したこと
小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は
ギリシャ生まれのアイルランド人系で
明治23年8月に島根県尋常中学校
英語教師として松江に赴任した。
ケルト系民族アイルランド人の
宗教は自然崇拝の多神教を基とし
自然と祖先を神とした日本人に似ていて
日本の文化、精神を広く世界に紹介して下さった。
◆見定めた心のこと
「日没と同時に暗くなる
大陸や南方の国と比べて
湿気が多い日本の夕暮れは違う。
他国には「たそがれ」がない。
それは色彩ではなく色合い。
色合いには変化がある。
「移ろい」の美が日本文化の原点。
蛙や岩も全てが美の対象となり
それは自然で健全な感覚なのだ。」
=小泉八雲=
展示物にもその心を観ることが出来た。
そして最後の著「日本-ひとつの解明」に記した。
「日本人よ古来の玉を失うなかれ
西洋の同胞よ日本人の実力を見誤るなかれ」
先生 日本を救って下さりありがとうございました。
古池や蛙飛びこむ水の音 芭蕉