猿板

遊山黒子衆SARUの記録

天狗と山の幸遊山 森へ向かう

ものべ物産館

 香川の盟友天狗とその一派
ブミエ、オオクマンダーと共に、
我がSARUのホームグランド旧物部村西熊の森に、
今回は食欲を満たしに行ってきました。
 天狗達とは奥物部ふるさと特産館で集合です。
ここには、地産の野菜などの直販店があり、
私はお弁当代わりにお寿司やおにぎりを買っていきます。
なるべく地元でお金を使うのが河童流です。

 又アクティブ21というレストランもあり、
地元の食材を使った料理はどれも美味しいですが、
河童のお薦めは写真の油揚げとキノコの卵とじ丼です。
ご飯は地産の韮生米がふっくら美味しく、
肉の替わりの地元で作るジュウシーな油揚げが気持ちいい!
お立ち寄りの際はご賞味して下さいね。
 そんないつもの寄り道をしている間に、
天狗号が到着したようです。

 ここ大栃から国道を離れ、
西熊渓谷の標識に沿って車を進めます。
 ここにはまだ日本の正しい風景があり、
特に私の好みは石垣です。
コンクリートの擁壁と違い、
石積みには、生き物が住み、草が生え花が咲きます。
そう四季があります。
この日も春の花を咲かせ、
我々の目を楽しませてくれました。

 おっホタルブクロが咲いています。
もう里では蛍の舞が始まっているようで、
日曜日に合流する野垂れも盛んに追っているようです。
その蛍の乱舞に合わせるように咲くこの花に、
蛍を入れ光らせて遊んでいたことから、
この名前がついたようで、日本人の美しい心がうれしい花ですね。

 さて、昼飯に良い場所を紹介します。
この西熊渓谷に向かう町道
最深部に久保影という集落があり、
その脇を流れる物部川の源流であるの上韮生川
覆うように生える栃の大木があります。
今回はその花を期待して訪れたのですが、
既に花は終わっていました。

でも、気持ちの良い河原に、
美しく枝を伸ばす姿を見ながら昼食にしましょう。
きっとお弁当もおいしさを増しますよ!


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