台風6号はゆっくり東に進み
再び沖縄本島に近づきつつある。
台風が運ぶ暖湿流で四国太平洋側は
急な荒天になる可能性がありそうだ。
◆空を観る
その日になって台風6号の
予報円は大きいが進路予想が変わる。
自ら動くことが出来ない台風の進路は
地軸の傾きの計算も要する難しいもの。
まだ遠くにあるが台風による雨雲は
四国では南南東から断片的に流れ込み
土佐東部の山が受け止めてくれている。
よっし 今日は四国の真ん中だな。
◆雲を観る
「河童予報はどうやろう」
台風の影響が現れ始めた休日
tochikoかよう梶ヶ森を訪れた。
「空が綺麗!」
これも台風の一期一会だろうな。
◆川を遡る
「雨止んだね」
安芸の山が受けているな。
国道から見上げる梶ヶ森は
南から流れ込む積雲の中にある。
まだ山頂部は雨かなぁ。
◆山里に入る
「何だか緑が落ち着いた」
吉野川から佐賀山谷川に入る。
私が定点観測する八畝の田圃は
まだ青々として稲刈りはまだ先だ。
田圃の神様。
今回の台風から稲らを
どうぞ御守りください。
◆山に入る
標高1400m梶ヶ森の
山頂まで上がる林道に入る。
「この連休で
キャンプ場は賑わうろうね」
林道は標高を上げ
雲が目線に下りてきた。
時に激しい変化を伴う秋に入る
梶ヶ森はどんな風景を見せてくれるだろう。
ひねもすの山垣曇り稲の花 芝不器男