猿板

遊山黒子衆SARUの記録

初春の笹ヶ峰遊山 寛ぐ時

ダケカンバ

 頂上直下かつてここには
大きなダケカンバがぽつんとあった。
お父さんと草刈りをしていた時
いつも根元で座り休んでいた。


◆草刈りした道
 伊予富士から平家平まで
丸山荘が草刈りを担当し
暑いシーズン1週間かけて2回行い
辛かったけど今では良い思い出だ。



                 
◆共に登ったこと
 山頂は強い風の中にあった。
天気の崩れは早いかもしれない。



                 
 もう一度観たかった稜線だ
約束とおり背負って上がったよ。



八ちゃん見えるかい。
                    
◆口福のとき
 ここなら
風を避けることが出来る。
                    
眼下に瀬戸内海が広がり
景色もまずまずだ。



 「うどんは日の出です」と
微笑むろくべえさんご夫婦。
 ありがとうございます。
                  
 山猫さんは
菜の花と桜ハムの粒マスタード和え。
春キャベツの回鍋肉と飯盒飯。
 いつもありがとうございます。



◆霞始靆(かすみ、はじめてたなびく)
 霞がたなびき始める時季
来る春への期待がふくらむ。
 「いつまで登れるんじゃろう」
いつかろくべえさんが言った。
               
65才以上なっても行動とか考え方は
50歳の頃と同じことをしている。
そんな感じでいいじゃないですか。



私達は極めることでは無く
歩き続けることが目的だから。
 そして仲間とのふれあいが
その生命力の源だと思っている。
                  
「ボクは
  みんなぁ仲良うしたい」
和宏さんが言ったことがある。
 私もそうしたいと思ってますよ。



                                   雪残る頂一つ国境  正岡子規