猿板

遊山黒子衆SARUの記録

和宏さんの花巡礼「草原の花」 川

天気図

 前線が日本列島に横たわり
海の日の三連休の予想天気図は
不安定な天候を示していた。
 相手は独立峰やからなぁ・・・。


◆山は逃げない
 山は第一印象が後々残るもの。
運次第では初めて訪れる仲間には辛い。
と言う訳で遠征を秋に延期した私達を
和宏さんが山に誘ってくれた。



土佐市の蓮池
 「蓮を見ていこうや」と
和宏さんの故郷の花祭りへ。
                   
大きめで淡いピンクの「古代ハス」と
小ぶりで色の濃い「茶わんハス」が
住宅地の中にある池一面を埋め尽くす。



 なぜこの形が必要だったか?
山の花もそうだが
花の造形は不思議なものだと思う。
                    
私は自然淘汰だけで
この形に至ったとは思えない。



◆川の風景
 土佐市をあとに
須崎市からR197に入り
四国カルストを目指し新庄川を遡る。
                
 「川が開いたね」
土佐では鮎漁解禁を
「川が開く」と言う。
川が開けば梅雨が明ける。



                                遠き世の如く遠くに蓮の華  山口誓子