猿板

遊山黒子衆SARUの記録

平成28年秋葉祭り 祈る心

秋葉神社へ

 さあ神様にお参りに行くで。
静かになった山間集落も
この日ばかりは沢山人が訪れる。


◆秋葉さまの参道
 火産霊命を祀る秋葉神社の祭りは
後寛政六年(1794)から始まると言われる
土佐三大祭りの一つで露店も沢山集まる。
普賢さまで知り合ったご夫婦もお元気で何より(^_^)



 ルイはくじ引きで
3等賞をゲット!
                     
秋葉神社
 集落の天辺に祀られ
杉の大木に囲まれた秋葉神社



火の神様に昨年の感謝を申し上げ
今年の無難をお祈りしよう。
 曾祖母ちゃんのお札も頂こうね。
                    
中越
 練りを待つ私の好きな場所に
先槍の油売りが上がって来た。
 「今年はボクが買うがやき!」



 「お守りちょうだぁ〜い」
初めて来たとき怖がっていたけど
今年はきちんと頂けたね。
                    
 さあ練りが上がってきた
冬枯れた里に赤が映えるなぁ。



◆祭の花咲く
 鼻高が露払いする
黄金色の神輿が力強く揺すられる。
                     
旧仁淀村別枝集落約3キロの道を
華やかな出で立ちの行列が
秋葉神社に向かい練り上がる。
 祭の花形「鳥毛ひねり」が来たで!


            
今では静かになった山間集落に
村を守る火消し装束を纏った男達が
心一つにして咲かせる祭の花に
 日本人の遺伝子が震える。



 「河童ちゃん 格好えいね!」


                          


  刃を入れしものに草の香春まつり  飯田龍太