猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山歩き 雪舟に乗り

行ってきます!

 

 じゃあ行ってくるね!


 二つ玉低気圧が引き起こす
この「だまし晴れ」は
15年程前に経験しました。




               

 
 今日のタイムリミットは4時間後の3時半
行けるところまで行ってみよう。


 
 



 最初は私がピッチを刻みます。


                               

 アイゼンはどこで必要か?
スノーシューは尾根からか?
冬道(尾根)にはどこから取り付くか?


  いつものミズナラ(^^)
 誰とも会わない四国の山は
判断を誤れば重大な事故に繋がることもあり
雪質と量を確かめながら歩きます。
 

 ここでスノーシュー付けようか(^^)v


                          
 北斜面のいやらしい巻き道を避け
早めに尾根に上がりました。
雪もところどころ膝までといった感じ。


  楽しそう(^^)/

 カヤハゲから西に延びる尾根は
南側から北に巻くように登ります。
                          

 ここは前歯を効かせて慎重に。



 尾根からは雪雲に見え隠れする山々と
土佐湾も光って見えました。
                        
  三嶺


                     彼方に光る土佐湾

 

 山頂に近づいた頃
雪雲が近づいてきました。
三嶺はすっぽり雲に覆われ何も見えません。


 だけど
二人だけのカヤハゲ山頂は
特別だったなぁ。
                        
 無事休憩舎で待つ河童と合流。
 のぞみちゃんの奥物部雪山デビューは
二人だけの大切な経験となりました。



   一生ものの思い出です。


                                          冬の雲なほ捨てきれぬこころざし  鷲谷七菜子