猿板

遊山黒子衆SARUの記録

tochikoな山登り 座する山へ

御在所山の麓で

 今年の山納めは
御在所山にしょうかと河童


 いいね(^^)/


  杉林の中の灯

 
最初にここを訪れた時には
片道2時間を要し
標高1,000mを越える山の頂に鎮座する
立派な社殿にただ驚きました。


                          



 何度か通ううち
地元の方に話しを聞く事が出来て
すぐ麓まで人々の暮らしがあり
神祭の時にはとても賑わっていたことを知りました。


 薄暗い杉林の中に
ひっそりと隠れている立派な石積み
植えられたであろう譲り葉や竹
棕櫚の木が所々に見られます。


 ここからは参道です。


                         

 真っ直ぐに伸びた階段
山登りと考えればしんどい登りですが



参道ですからね。


 何度ここでお会いしても
違うお顔に見える石仏は
四国霊場八十八ヶ所と掘られています。


             

 お参りには遠い里人は
このミニ八十八箇所で信仰を満たしていたのでしょうか。

 
寂しくも心満たされる
不思議な里山


香美市から望む神の座する山



今年もありがとうございました。


                             山国の虚空日わたる冬至かな  飯田蛇笏