2014-11-05 猟師K歯医者さんの山歩き「三嶺」 森の音 沢が削り込んだ谷を登り 奥物部の森に深く分け入れば 身体に感じるものは水から 風が奏でる森の音に変わる。 ◆ヌル谷のナロ 25年間通い沢山の仲間や 子供達と遊んだいつもの森は 落葉の時を迎えたようで 秋の空を見せてくれました。 ◆逆光の森 稜線から朝日が昇り 奥物部の森に光が射す。 落葉し始めた高木の下に生きる 中低木達の葉が輝きはじめる。 満開を追えば慌ただしくなるが 残花を美しいと思えばゆとりができる。 この落葉が始まった風景には 詫び寂びの美しさがあると思う。 ◆音空を行く 標高を上げれば 季節がすすみ空が開け カヤハゲで空に飛び出せば 目の前に女神の山が現れる。 岨行けば音空を行く落葉かな 太祇