猿板

遊山黒子衆SARUの記録

祈祷の山の遊山 静かな時

山頂の祠

 夜中覆っていた
雲が去った朝の山頂は
雨上がりの澄んだ空気に
包まれていました。
◆変化のとき
 時間と共に雲が流れ
次第に空と山が目の前に現れ
音のないドラマが始まります。



◆神のとき
 朝の予感は当たった
久しぶりのブロッケン現象



それは祈祷が神に通じたのだと
私は信じることにしました。


                 
そしてこの変化の時に
立ち会うことが出来たこと。



 それはありがたい事なのです。


          
◆帰るとき
 今回出会えた風景は
雨を覚悟で登らないことには
観る事が出来ない風景です。

でも帰る日の午後は
再び雲が沸き上がっていました。


                  
今回登山を見送ったリーダーは正解。
でもこの天気図を押して登った
私たちも正解だったと思います。

人の数だけ「正しいこと」はある。
ただそれだけの事ですよね。


 さあtochiko
次はどこに行こうか?


                     


 夏あはれ生きてなくもの木々のあひ  室生犀星