猿板

遊山黒子衆SARUの記録

小屋開けの遊山 かえり道

山頂の御神体

 おっと忘れちょった
頂上も上がっちょかな!
小屋か気持ちよすぎかも(苦笑)
雄大積雲から
 12時を少し回った山頂には
やはり重たい雲が現れていました。
積乱雲に発達しそうですね。


      
 5月は気象遭難が最も多い月。
大陸と太平洋の高気圧の狭間となり
短時間で積雲が発達しやすく
降雨と雷があっという間に発生します。



◆積乱雲へ
 山の遭難の殆どは
「(自分は)大丈夫だろう」
と言う過信が原因だと思っている。


       
先の震災で津波警報が出ても
「逃げなくても大丈夫だろう」
と思った人が多かったと聴きました。


                
 「お疲れさま。荷揚げかい?」
「はい。野菜を持って上がってます」



何かの時に最前線に立つのは
山小屋の人と地元の消防団
その殆どは無償なのです。
             
◆春雷が鳴る
 「やっぱり積雲が発達したね」
下は晴れていましたが
山は雨が降り出したようです。

遂に高知に帰る途中で
土砂降りになりました。


 「これが春の天気やね」


                


  春雷は空にあそびて地に降りず  福田甲子雄