猿板

遊山黒子衆SARUの記録

平成26年秋葉まつり 継ぐこと

焚火

 土佐では秋葉の日が最も寒く
この日を境に春が始まると
いつか祖母が話してくれました。
◆人が集まる
 早朝から始まる祭も
お昼に近づくにつれて
多くの見物客が集まり
祭りは佳境に入る。

◆練り歩く
 鼻高が露を払い
練りが入ってくる。


                
 キョウサッ キョウサッ
担ぎ手が声を合わせ
大胆に御輿が揺すられ

獅子を先頭にお囃子が続く。


               
 トントン ヒャララ
   トン ヒャララ


日本の音色って気持ちいい。



◆花形
 何と言ってもこの祭の花形は
火消し装束をまとう「鳥毛役」が
毛やりを投げ合う「鳥毛ひねり」。
                
鳥のように踊り衣装は美しく舞い
東天紅鶏の尾羽を大空に放つ。



その勇姿に憧れる地元の子供達は
それぞれ竹などで作った
My鳥毛を持っていると言います。
            
◆伝承すること
 今年は私が一番気に入っていた
鳥毛の投げ手の引退した年でした。



この兄弟の鳥毛ひねりが
一番高く上がり美しかった。
でも今年から後継に鳥毛を渡し
技を伝承する立場になったと言う。
                  

 それも祭を守るため必要な事
岸本さん本当にありがとうございました。
そしてこれからも故郷の祭を頼みます。


  いよっ!  ジャニーズより男前!!

      
          


  雪に来て美事な鳥のだまりゐる  原石鼎