猿板

遊山黒子衆SARUの記録

河童の日々遊山 佳き日

佳き日

 平成24年9月15日は
可愛い姪の結婚式と披露宴に
四万十町窪川へ呼ばれて来ました。
◆命は継がれる
 檮原のおばあちゃんも
孫の花嫁姿を目を細めて眺めていた。
そこにはおじいちゃんの命も継がれています。
 おめでとう。叔父ちゃんも嬉しいぞ!

◆土佐は皿鉢
 披露宴のお話は叔母ちゃんに任せて
私は土佐の文化のご紹介(笑)。

 会場に次々と運ばれる大きなお皿。
そう、これが土佐の「皿鉢料理」。
皿にはお寿司に刺身、揚げ物から羊羹まで
土佐は最初から全てを盛って出す。

それは始まりからみんなで料理を囲み
土佐の女性は台所に籠もらず最初から呑む
そんな自由な文化をずっと繋いできました。

◆和を囲む
 幸福をみんなで持ち寄り共に囲み
分かち合い心の底から笑い合う。

君達がこれらから創っていく家庭も
この皿鉢の様なものにして欲しい。

 笑顔の素敵な大好きな姪っ子よ。
その君達の幸せの輪の中に
叔父と叔母も呼んで下さいね。
 良い披露宴をありがとう。

                                新米の其一粒の光かな  高浜虚子