猿板

遊山黒子衆SARUの記録

平成24年秋葉まつり 御神を祀る

仁淀の蝋梅

 蝋梅の花咲く旧仁淀村。
私の祖先も参加した秋葉まつりに
今年も大勢の方が訪れました。
◆過疎の村
 過疎の例に漏れることない仁淀川町
このお祭も地元の人だけでの開催は
年々難しい状況になっています。

◆時の流れ
 現金収入の機会が乏しい山間部に
色とりどりの出店が並んでいました。

年金があるからこそ人がいる。
そんな高齢者が大半を占める地区の祭は
あと十年したらどうなっているのだろう。

◆通りゃんせ
  通りゃんせ 通りゃんせ
  ここはどこの 細通じゃ
  天神様の 細道じゃ

  ちっと通して 下しゃんせ
  御用のないもの 通しゃせぬ

  この子の七つの お祝いに
  お札を納めに 参ります

  行きはよいよい 帰りはこわい
  こわいながらも
  通りゃんせ 通りゃんせ

◆心の灯篭
 「秋葉さんが喜んでくれるき」
守って下さる神様をきちんと祀る
この信仰深い里人の笑顔に

神のご加護が見えた気がしました。
   臘梅を無口の花と想ひけり  山田みづえ