蝋梅の花咲く旧仁淀村。
私の祖先も参加した秋葉まつりに
今年も大勢の方が訪れました。
◆過疎の村
過疎の例に漏れることない仁淀川町。
このお祭も地元の人だけでの開催は
年々難しい状況になっています。
◆時の流れ
現金収入の機会が乏しい山間部に
色とりどりの出店が並んでいました。
年金があるからこそ人がいる。
そんな高齢者が大半を占める地区の祭は
あと十年したらどうなっているのだろう。
◆通りゃんせ
通りゃんせ 通りゃんせ
ここはどこの 細通じゃ
天神様の 細道じゃ
ちっと通して 下しゃんせ
御用のないもの 通しゃせぬ
この子の七つの お祝いに
お札を納めに 参ります
行きはよいよい 帰りはこわい
こわいながらも
通りゃんせ 通りゃんせ
◆心の灯篭
「秋葉さんが喜んでくれるき」
守って下さる神様をきちんと祀る
この信仰深い里人の笑顔に
神のご加護が見えた気がしました。
臘梅を無口の花と想ひけり 山田みづえ