「愛媛県は隣接する高知県と連携して
有害な野生動物の捕獲に取り組む事になりました。」
「特に被害の多い高知県境の自治体など
今後は徳島県とも連携して
より効果的な捕獲を実施していく方針です。」
=NHKニュースより=
高知県の84%を占める森林のうち
人工林の65%は佐賀県に次いで全国第2位ですが
県の森林率を考えると日本一の植林県と言えます。
その営林署などによる植林の殆どは放置され
日の光が届かない下草が滅びた
「緑の砂漠」となっています。
そんな不毛地帯と化した森には
彼らが命をつなぐ糧はありません。
「害獣捕獲(殺戮)」を唱えている方々は
食べ物が無くなれば餓死を選ぶのでしょうか?
農業も大切。人の暮らしも大切です。
でも「現象」だけ見て「源流」を観ない。
「結果」から学ばない「行政施策」では
何の解決にもならないと私は思っています。
猟銃を鹿は静かに見据ゑけり 櫂未知子