猿板

遊山黒子衆SARUの記録

匠の靴Debut

debut

 オーダーメイド登山靴の
日本唯一の匠に作ってもらった
私の無雪期用の登山靴が
今日デビューの時を迎えました。
◆懐かしい感触のこと
 片道標高差約1,000mの山道を
約7時間共に歩いて感じたのは
「靴擦れ」の懐かしい傷みでした。

◆確かな手応えのこと
 でもその「傷み」は今でも現役の靴で
20年前に感じた傷みと同じものであり
それは私の「一生もの」となるための
「産みの苦しみ」である事に気がつきました。

長い道を歩き作り上げた私の足は
きっとこいつを履きこなす事が出来る。
私はそんな確かな手応えを得て
本日登山口に帰って来ました。
 行く道のままに高きに登りけり  富安風生