町なかのまひるさびしや蘆の花 木下夕爾
葦の花咲く川面に落ち鮎漁の糸を垂れる。
そんな秋の鏡川に沿って一人歩いています。
◆御山が呼ぶ
春の様な陽気に誘われて
葦の生い茂る河原を眺めながら
家から鷲尾山に向かっています。
◆葦の花咲く
古くから屋根材やすだれなど
日本人と深く関わってきた葦は
水中の窒素やリンを吸収し成長する
自然浄化作用を持つのは有名なお話。
今は泳ぐ子供を見かけなくなった
坂本龍馬も泳いだ鏡川を
葦が一生懸命浄化しているのかも。
◆身体を使う
河川敷から筆山から山道に入る。
萩の花咲く皿が峰から
鷲尾山のある南嶺に続く道を
眼下に高知市を見下ろしながら
ゆっくり標高を上げて行く
やっぱり気持ちいいなぁ〜♪
◆脳を緩める
あいにく曇り空になってしまいましたが
鷲尾山に着いたら目の前にど〜ん広がる太平洋。
そして歩いてきたからこそ出来る乾杯(笑)
大きな海を眺めながら
何も考えず過ごすこの一時が
明日の活力になる様な気がします。
人間は考える葦である ブレーズ・パスカル