猿板

遊山黒子衆SARUの記録

神在月遊山 往き道のこと

寝てるし・・・

 日本海を目指した遊山の始まりは
晴天に恵まれ瀬戸内も輝いていましたが
日頃の疲れか・・みんな寝てるし・・(苦笑)
◆神在の月
 旧暦10月は出雲大社に全国の神が集まり
神がいなくなるから「神無月」と言われ
逆に神様が集まる出雲の国の神在月
山下農園援農隊で秋の遊山に出かけました。

◆SAの口福
 昨今のSAはご当地グルメで大盛況。
山陰までの道中にある蒜山SAも
B級グルメでシルバーグランプリを受賞した
蒜山焼きそば」に長い列が出来ていました。

tochikoはでっかいジャージーシュークリーム。
大山臨む蒜山高原でスクスク育った
牛のミルクは濃厚な味だったようです。

◆出雲の口福
 出雲は全国に知られる蕎麦の産地で
その郷土料理は三大そばに数えられています。
今回お邪魔したのは出雲大社前にある
出雲そばの老舗「そば処田中屋」さん。

 私は茹でたてのそばを水洗いせず
釜からお蕎麦を直接器に入れて
つゆや薬味を使って食べる「釜揚げ蕎麦」。

 tochikoは丸い漆器(割子)に蕎麦を盛り
だし汁と薬味を器に入れて食べる「割子蕎麦」
これは江戸時代に松江の趣味人たちが
そばを野外で食べる弁当箱が起源とされると言う。
  しかも5枚!!
そんな出雲そばにいつでも楽しむ心を忘れない
日本庶民の遊山の心が見えて嬉しかったなぁ。
 長旅の疲れをお蕎麦で癒してもらって
さあ、出雲の神々にお参りです。
  蕎麦はまだ花でもてなす山路かな  芭蕉