猿板

遊山黒子衆SARUの記録

夏祭り遊山「小猿の夏休み」

それ行け!小猿

 雪が降って喜ぶ。
  梅が咲いて喜ぶ。
   雨が降っても喜ぶ。
それは日本人だけの感性と言われます。
里山
 人間は自然だけでは
生きていくことは出来ません。
自然を人が利用可能にするのが里の技術。
そんな里山で子猿と夏休みを共にしました。

◆体験すること
 ここは人間の世界の自然への最前線で
様々な生き物と人が共に暮らして
ゲームやビデオでは得ることが出来ない
本物の「体験」と「経験」が沢山あります。

子猿たちの好奇心は「遊び」で行動になり
いつまでも「遊び」に飽きることは無い様です。

この自然と知恵比べする「遊び」で
子供の脳が刺激されているように感じます。
          
◆ふれ合うこと
 今回も「差し入れ」という形で
沢山の「里の心」が集まりました。

その一つ一つが自然が作り出したものを
里の技術と経験で私達が頂くことが出来きたもの。

そして決して表に出ようとしない温かい心で
今夏も豊かな時を過ごすことが出来ました。

◆共に過ごすこと
 体を使えば心が鍛えられ
自然と付き合えば知恵が生まれ
親と子が一緒に遊べば愛情が育まれる。

さあ好奇心と口福をザックに詰めて
これからも野に山に出かけよう。

この四国の山猿と共に。
  忙しさをたのしむ母や夏休み 阿部みどり女