猿板

遊山黒子衆SARUの記録

夏祭り遊山「木曽駒JOY」

木曽駒JOY

「ただの酒飲みの集まりですから。」
 いえいえ駒ちゃん(笑)
山を愛する心も酒を愛する心も
どちらも自然を愛する心だと思います。
◆心集う
 山岳観光開発の大きな流れに埋もれる
小さな山小屋を有志で支え維持する
「木曽駒JOY」は心の避難小屋。

◆心交わる
 この日共に木馬を引き
また力を尽くす仲間に声援を送った
多くの笑顔が集いました。

1週間前からこの日のために
料理長が集めてくれた岩魚や
心のこもった料理を囲む一時。

今の社会に最も必要なのは
このような心の交わりだと思います。
そして私達はこの居場所に
来年もきっと帰ってくるでしょう。

                岩魚焼く山国の星瞭かに   西村公鳳
◆心満たす
 土佐に帰る前にもう一枚(笑)
塩を使わず酵母で漬ける漬け物
「すんき漬」が伝わる開田高原へ。

塩すら貴重な厳しい環境で
人々の命を支えてきたお蕎麦には
開田の里人の想いが打ち込まれています。

木曽路の締めは御岳臨む露天風呂へ。

あいにく御山は雲の中でしたが
反省多き今回の遊山の疲れが
心地よく湯に溶けたとさ。  おしまい。

                    桃栗3年柿8年ユズは大バカ18年 河童一生