猿板

遊山黒子衆SARUの記録

「春猿」雨の休日のこと

看板

◆山道具
 山道具は時に生死に関わります。
装備の不足などによる遭難は
毎年後を絶たないようです。
 正しく使うためには
カタログ知識だけでは不十分であり
山岳会などでの経験も大切ですが
経験豊富な店員さんの居る店を選び
アドバイスを受ける事も大切であると考えます。

 我々SARUは香川県宇多津町にある
山の何でも屋「グランパース」の
スタッフの経験とアイテムに対する姿勢を
信頼し情報も頂いたりしています。

◆愛用の品
 今回は私の10年目を迎えた登山靴の
状態確認をお願いしました。
 最新の道具も良いものですが
手入れしながら長く使えば
思い出も刻まれ愛着もわいてきます。
 使い込んだ私の靴はオーナーが見立てにより
ソール張り替えで生まれ変わることになりました。

                 〈hanwag:Crack Safety GTX〉
◆讃岐うどん
 さあ、讃岐といえば勿論「うどん」です。(出たっ!)
ちょうど麦畑も収穫期で金色に輝いています。

 雨と言えGWの有名店は長蛇の列です。
そこで強豪店が集中する丸亀市に住む天狗殿が
ガイドブックに載っていない
地元だから知る「お薦め店」を紹介してくれました。

 まずは丸亀市柞原町にある
「ぴっぴ庵」
数ある献立の中でベーシックな
「かけ」を選んで大正解!
しっかり「だし」ですがすっきりしたその味は
食べた後も又ほしくなる不思議な「だし」でした。

 そして香川大学工学部の南側
「はったんじ練場」
こちらもお昼なのですが比較的空いており
お客さんも地元の人ばかりの様です。

 ここは特製「だししょうゆ」だけで頂きました。
丁寧に打ち込んだであろ麺の「こし」は絶品です。

 讃岐は近所の方御用達のお店でも
行列ができるお店と比べてまったく遜色ありません。
 そこに私は他では真似できない文化の深さと
讃岐の方がうどんに持つ「誇り」を感じます。
正に「恐るべし」です。

◆お知らせです
 今回の讃岐行は松山・八田さんも合流し
買い物とうどんを一緒に楽しみました。
 彼は今年のヤマケイダイアリーにも
作品が数点採用されている山岳写真家でもあります。
そんな彼が属する「くもの会」の写真展が
現在「面河山岳博物館」で開催されています。
近くのお越しの際は是非足をお運びください。
地元の山を愛する写真家たちが
通い切り取ってきた風景がそこで待っています。

blog Rankingへ 河童のGWでしたm(__)m