猿板

遊山黒子衆SARUの記録

八田さんの山岳四季 2008 2.15〜18(往路)

石鎚神社

第5期厳冬石鎚天狗岳撮影
14:30 山上駅出発 その5分後
 ゲザンして来る知人の山の写真ヤさんより情報収集。
 「複数のトザンシャーが入山したから、
 トレースが風で消されても何とか解るだろう。」
 「核心部は靴の幅」
 そして衝撃的な一言。
 「網目鉄板にはかなり乗っている。
 私はアタックザックで抜けたが
 八田さんのバカデカザックでは無理かもしれない。」  blog Rankingへ

 「え〜!!! そんな〜!!!」
 話しによると知人の山の写真ヤさんが
 避難小屋にいるみたいだから、
 マッ、何とかなるだろう。」
15:15 白石旅館で記帳して
 「今回の“愛と青春のラッセル”は何時間かな?」

16:40 試し鎖小屋。
 ちょっと一息。
17:10 夜明峠。
 一面素晴らしい雪原
 これが正しい今の時期の姿なのだろう。
17:55 特に問題なく二ノ鎖元避難小屋(プレハブ)
 ここに在中の山の写真屋さんより情報収集。
 「ワシのザック(80L)で例の所は通れたから大丈夫だろう。」
 「ワシを含め数人が上に行っているから、トレースが消されていても
 ピッケルで突っついて行けば、ルートを外すことはないだろう。」とのこと。
 その後、河童さんに一本し、
 楽しい困難へと足を踏み入れます。

◆お知らせ
 「ヤマケイ」や「岳人」誌上で知る人ぞ知る
 孤高の山岳カメラマン八田さんの撮影舞台裏を、
 これから不定期ですが彼の作品を織り交ぜながら
 猿板で報告していこうと思います。
 皆さんが何処かで八田さんの作品に出会われた時に
 この「ドタバタ」を思い出して頂ければ
 その味わいも増すものと思います。
            愚河童