猿板

遊山黒子衆SARUの記録

長い山道から 山の上

鎖

◆山上の楽しみ

 頂上には石鎚神社山頂荘があり
冬期閉鎖中でも冬期避難小屋があるのですが
今回は風もそれほど強くないので
頂上にテントを張ることにしました。
 風は風、寒さは寒さとして楽しみたい。
そんな想いのテント泊です。

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 いくら寒くても
この二人の乾杯は「ビール」
そして今宵のあては「おでん」
 寒い夜には堪えられませんね(笑)

◆夜明け
 疲労と緊張と寝袋は心地よい眠りへと導きます。
 その深い眠りから目覚めた朝
テントに叩きつける強い風は
「回復に向かう風」であることに気づきました。

 テントを出ればそこは「夜明け」
八田さんはシーズンオフのため
三脚を立てませんが
私はこの「一期一会」を頂きました。

◆四国は山国
 私の好きな「四国の風景」
深田久弥さんも四国に訪れた際
その山の多さを特筆しています。

 刻一刻と色彩をかえる風景は
時が過ぎる事を忘れる一時でした。

◆お家へ帰ろう
 さあ、また長い山道が始まります。
でも今日は、昨日とは違う「日本晴れ」

 それは今日も歩ける喜びと
我々を待っている風景への期待一杯の出発でした。