猿板

遊山黒子衆SARUの記録

立春の無名峰 居場所で結ぶ

雲を纏う

 標高1,700mを越え
四国の森の最前線へ。
カンバ・シラベ帯を抜け
森林限界に立っています。
◆名の無い峰
 西の冠岳と二ノ森の間にある
目の前の頂に名前はありません。
そしてその無名峰は
冬期限定SARUの居場所です。

◆forest lineから                         blog Rankingへ
 標高差1,200mを登る面河ルートは
四国最長コースの一つ。
見下ろす高度感も四国一。

その森林限界から見る
冬の眠りにある面河の森は
水墨画の風景を見せてくれました。

◆とっておきの眺望
 そして北に霊峰石鎚山
男性的な山容でどっしり座り
  石鎚山南壁
 南に対照的なシルエットを持つ
二ノ森を望む贅沢な風景の中にあります。
  二ノ森

◆至福の時
 雄大な景色の中で
昼食にしました。

 視野を遮るもののない
風もない静かな時間。
お金で買うこと出来ない
贅沢な一時に
 ありがとう。
 ロングコースの遊山は
日暮れて温泉にたどり着きましたが
この日の余韻は格別なものでした。