猿板

遊山黒子衆SARUの記録

長い山道から 霧の中

八田号

 四国で最も長い山道の一つ
石鎚山へ登る「梅ヶ市ルート」を
八田さんと冬に向う体力確認に歩いてきました。
◆長い山道
 愛媛県久万高原町梅ヶ市(標高745m)から
堂ヶ森(1689m)二の森(1920m)を縦走し
石鎚山(1982m)を目指す長い道のりは
30kg装備で8時間の目安となります。
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 でも梅ヶ市からの急登を過ぎれば
四国らしい雄大な笹原が広がり
その変化に富む縦走は霊峰に至るまで
飽きることはありません。

◆霧の中
 天気予報は「穏やかな晴れ」でしたが
直接、海から標高2,000m近くまで上がる地形は
予報通りにいかないようで
我々は登りはじめから霧と風の中でした。

◆冬景色
 しかし、その状況も楽しみ方次第

 風と霧は「霧氷」を育て
時折混じる雪と相まって
風景は待ちに待った「冬景色」

 それは今年2回目の四国の冬でした。


◆そして頂へ
「雪が積もっていたらホワイトアウトだね」
視界10mくらいでしょうか。
濃い霧の笹原や痩せ尾根を慎重に進み
何とか日暮れ前に石鎚山に到着出来ました。

「明日が期待できそうだね」
後はテントを張って休むだけです。
オッと、その前に自分へのご褒美、ご褒美(笑)